旧家のリノベーション工事♪
築50年程度、今の建築では見ることの無い土壁でできているお家をリノベーションする事になりました。
大きな総二階建てのお家なのですが、お風呂場は浴槽と洗い場を合わせても畳一畳程度の広さで、トイレは汲み取り式になっています。
但し、畳は本間と言われる大きな畳で、今の畳のような軽い素材を使用していないので凄く重たい本物の畳です!
土壁も一度暖かくなるとその熱を長く保つ事ができるので、昔は断熱材としての機能も期待されて使用されていたようです。
とにかく珍しいので解体して中の造りを見るのが楽しみです♪
昨今、一番費用が高いのが廃材などの処分費用です。
なので、外回りは塗装や防水工事などに留めて、サッシや玄関もカバー工法と言われる現在取り付けられている枠に新しく枠を被せて新しいサッシや玄関を取り付けます。
しかし、断熱性や耐震性を向上させ、手間や時間を節約するために床や天井は全て解体して構造用合板等を用いて躯体を強化していきます。無駄な開口部は壁にし、プロパンガスからオール電化に変更します。
断熱材をたっぷり使用しますので、お家の内側の壁が厚くなり、今よりもお部屋の大きさが少しだけ小さくなります。
色々と制約は多いのですが、断熱性や耐震性を高めて、間取りも使い易さに配慮した形に変更していきます。
今、空き家の数が増え続け、再生活用をする事が求めてられています。
21℃という高断熱、高性能な新築住宅の建築はもちろんの事、旧いお家のリノベーションも高性能高機能を求めてチャレンジしていきたいと思います。
頑張ります‼︎
完成が楽しみです♪
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